Source: Animal Hope and Wellness
犬肉や猫肉などを食べる文化の根強い広東省の都市・深セン市が1日、同類を含む野生動物全ての摂取を禁止とする法案を可決させた。
複数の現地メディアによると、今年2月25日に法案が作成された同法には、当局の許可した動物10種以外を摂取することは違法であると明記されている。
その10種のなかに犬猫・猫肉は含まれておらず、市職員やマスコミはこぞって「犬と猫はペットであり、食べ物ではない」と主張しているという。
新法制定の背景には、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスが野生動物を介して感染した可能性が高いと示唆されており、公衆衛生上の安全管理措置として可決されたとの見方が強い。
同法は5月1日からの施行が予定されている。