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ドイツ北部にある樹齢600年の巨大なブナの木が、100年以上もの間人々の出会いの場として親しまれているという。
その木は『花婿の木(Bräutigamseiche=トップ画像)』と呼ばれ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の森林地帯『Dodauer Forst(ドダウアー・フォルスト)』にそびえ立つ。
そしてこの木の幹に空いている1つの穴には、なんと郵政公社に認められた住所が存在するのだ。
花婿の木に宛てたラブレターは国内のみならず世界中から届いており、中にある手紙は誰でも自由に読んだり返事を送ることも出来るようだ。
30年以上にわたり花婿の木の郵便業務を管理しているカール・ハインツ(Karl Heinz)さんは米メディア『Great Big Story』の取材に対し、同住所には1日に5、6通の手紙が届くと話す。
ハインツさんは既婚だが、なんと今の妻との出会いは花婿の木にあった彼宛の手紙が始まりだったという。テレビに出演したハインツさんのインタビューを視た女性が、自分の名刺を添えた手紙を花婿の木に送ったのだ。
現地メディアによると、ハインツさんのように花婿の木を通して結婚まで至ったカップルは「少なくとも5組いる」ことが分かっている。
グローバルでロマンチックな出会いを求めている方は、下記住所までラブレターを送ってみてはいかがだろうか?
Bräutigamseiche, Dodauer Forst, 23701 Eutin, Germany