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「貧困は地方政府の責任」 内務大臣の発言が波紋を呼ぶ

Source: Priti Patel/Instagram

今年11月、保守党のプリティ・パテル内務大臣が北西部カンブリア州でインタビューを受け、一部の地方都市では4人に1人が貧困状態にあると問責された際、以下のように答えた。

「地方の貧困問題は国ではなく、地方政府に責任があるのです。国会は、全ての責任を負うことの出来る身代わりではありません」

現地メディア『BBC North West』がインタビュー内容を公式ツイッターに投稿。すると、彼女の滑稽な発言に多くの批判が沸き起こった。

 

パテル大臣は「国に責任はありません。社会構造もその一因です。問題に対処すべきは地方当局であり、地方の教育制度や公共サービスを管理しているのも地方政府でしょう」と、あくまで国会の指針に問題はないと主張した。

しかし、国内で深刻化する貧困率の増加は、パテル大臣の所属する保守党政権が押し進める緊縮財政によるものであり、それを地方政府の責任とすることは論外であるという訴えが相次いだのだ。

イギリスでは2017年、国民の22%にあたる1390万人が貧困に苦しんでいるというデータが発表され、その数は年々増加傾向にある。さらに、極貧状態に置かれている人口は150万人に上るという。

保守党が政権に就いた2010年から地方政府への交付金が大幅に削減され、社会福祉などの公共サービスは失われていった。しかし保守党はEU離脱を優先目標として掲げ、国民の5人に1人が直面する貧困問題が後回しにされている状況だ。

 

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