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増える「女殺し」に女性達の怒りが爆発

Source: NousToutes/Instagram

芸術と美食の国として世界中の人々を虜にする国、フランス。なかでも花の都と呼ばれる首都パリは、多くの女性から長年愛されてきた憧れの街だ。

しかし、そんな魅惑溢れるフランスは近年、ある驚きの不名誉を与えられている。その不名誉とは、「ヨーロッパで最も『女殺し』の頻発している国」の1つであるということだ。

『女殺し(フェミサイド)』に対する明確な定義は定まっていないが、一般的に「ジェンダーに基づくヘイトクライム」「女性が配偶者や恋人などの男性パートナーから殺されること」などが挙げられている。

フランスでは今年に入ってフェミサイドが相次ぎ、現時点で150人近い女性達が殺害されている。これは3日に1人という驚異的な頻度であり、被害者には高齢者も多数含まれている。

こうした大惨事が続いているにも関わらず政府や警察が対処を怠っていることに我慢ならなくなった女性達によって、数か月に及ぶ大規模な抗議デモが幾度となく開催されているのだ。

Source: #NousToutes/Twitter

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フェミサイドに対するデモ行進は全国で250回以上行われ、数十万人に上る参加者の中には人種や年齢・性別を問わず多種多様なフランス国民の姿があった。

抗議デモの主催者側の1人であるカミーユ・レックスドレイ氏はアメリカメディア『CNN』の取材に対し、「フランスの問題を浮き彫りにさせるのです。フランスは、未だに女性が男性の所有物と見なしていることを」と、抗議を続ける意図を説明している。

また、ジェンダー平等大臣のマルレーヌ̪・シアパ氏は「フランス社会に根付く性差別は、簡単に変えられるものではない」と同メディアに語り、フランス固有の文化や習慣がフェミサイドに深く関わっていると強調した。

こうした国民の強い訴えを受け、マクロン政権はフェミサイドの取り締まり強化に動き出した。エドゥアール・フィリップ首相は司法機関や弁護士、各大臣らと対策会議を開き、500万ユーロ(約6億円)を投じて被害者救護施設の増設や警察の対応が適切であるかの監査を開始すると発表された。

 

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