Source: 津云 via 新浪微博
中国・遼寧省大連市で10歳の女の子(トップ画像左)が13歳の少年(トップ画像右)に性暴力を受けた末に殺害された。しかし犯人が14歳未満であることから不起訴となった。
中国の英字メディア『China Daily』によると、女の子は美術教室へ行くため兄に車で送られた後、消息を絶ったという。授業は2時間で終わる予定だったが、全く連絡が付かず不信に思った家族が警察に通報した。すると、同じ地域に住む13歳の少年が容疑を認めたのだ。この少年の両親は、女の子の両親の知り合いだったと報じられている。
少年は女の子を自宅へ連れ出し、性暴力を振るった後にナイフで殺害。死体を道端に遺棄した。
しかし、中国の法律では14歳未満の未成年者を刑事告訴することは認められていないため、こうした残忍な犯行にも関わらず少年は不起訴処分となった。少年は現在、14歳未満の犯行における最も重い処分として、更正保護施設に入所させたと地元警察は公表している。
未成年者による凶悪犯罪が増加するなか、国内では厳罰処分を求め法の改正を訴える声が高まっており、政府も刑事告訴が可能な年齢の引き下げに向けて議論を進めている。