Source: Dr. Leon, O Advogato/Instagram
南米ブラジルの弁護士会が、番犬ならぬ「番猫」を職員として受け入れたというニュースが世界中で話題を集めている。
香港の情報サイト『9GAG』によると、に、ある日1匹の野良猫が雨露を凌ぐために、ブラジル弁護士会『Order of Attorneys of Brazil(OAB)』のアマパー州オフィスの中に入ってきた。しかし、それ以降も猫はオフィスを離れることはせず、受付付近に住み着くようになったという。
オフィスの職員らは猫を追い払うことはしなかったが、来客数名からのクレームが発生し対応に迫られる事態に。
そこで同会の役員らが考え出したアイデアが、「野良猫を社員として受け入れる」という常識破りな解決策だったのだ。
「Dr. Leon Advogato(レオン先生 弁護士)」という写真付きのネームカードを掲げ、野良から弁護士会の職員に見事様変わりしたシャム猫。
こうしてレオンは、「Vigia Da OAB(OABの番猫)」という職名を与えられ、受付で来客を招き入れる仕事を請け負うこととなった。
スーツやネクタイなど猫用のものを恰好良く身に着け、かつて忌み嫌われていたレオンは一躍オフィスのアイドルとなったのだ。
ブラジル弁護士会はレオンの公式インスタグラムを通し、国内における動物愛護法の罰則強化を目指す広報活動に注力している。