Source: Royan News/Facebook
フランス南西部シャラント=マリティーム県にあるパルミール動物園で、カップルとみられる客2人が自身の名前をサイの背中に落書きし、国内で大きな批判を呼んだ。
35歳という高齢サイの背中の両脇に「Camille(カミーユ)」「Julien(ジュリアン)」と爪で引っ掻いたような落書きが書かれていたのを園内スタッフが発見し、パルミール動物園は犯人に対する抗議声明文をメディアに公表した。
落書きはサイの皮膚上にある埃や砂などをなぞる様に書かれていたこともあり、除去作業は簡単に済ませることができたという。
パルミール動物園は抗議声明の中で「無礼な愚行に、我々は非常に憤りを感じている」と怒りを露わにしつつ、犯人への刑事告訴はしないとの意向を示している。
一方で、パルミール動物園では園内に監視カメラが無く、さらに動物が柵に接近した時は触れても問題ないとされており、こうした手緩いルールに対する指摘が相次いでいる。