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反移民の次は反LGBT+?極右勢力がゲイ・パレードを妨害

Source: Notes from Poland/Twitter

ポーランド北東部の都市ビャウィストクで21日に開催されたゲイ(プライド)・パレードが、突如として極右団体からの妨害行為を受けた。

ポーランドでは近年、LGBT+(性的少数派)への理解を示す世論が高まっており、LGBT+の人権向上に向けた動きが強くなっている。首都ワルシャワの市長は今年2月、性教育の枠組みに性的指向の項目を加えると発表した。

同都市で初開催となったプライド・パレードでは、約1000人もの参加者が虹色の旗(レインボーフラッグ)を掲げながら街中を行進していた。

すると、平和的に行われていたパレードに突然、怒号が飛び交った。LGBT+に対して不快感を露わにしているカトリック系の極右団体が、対抗デモに乗り出したのだ。そこではパレード参加者に罵声を浴びせたり、LGBT+の尊厳を象徴するレインボーフラッグを燃やすなどの暴力的な妨害行為に出た。

現場は騒然とした空気に包まれ、機動隊が出動する事態に。機動隊は暴徒を鎮圧しようと催涙ガスなどを使用し、負傷者や逮捕者が続出した。

国内ではLGBT+などの多様な性的指向に寛容な姿勢を示す傾向が広まっている一方で、彼らを危険視する保守層も一定数存在する。こうした保守層は、「(LGBT+から)子供と伝統的な家族価値を守る」ことを理由に同性愛者を排除したがっている。

2015年に難民危機が欧州を襲った際、反移民政策を掲げて支持を集めていたナショナリスト政党『法と正義(PiS)』は、国民の移民に対する憎悪が弱まっている現状を受け、党の主軸政策を反移民から反LGBT+に移行させた。

10月に議会選挙を控えている同党のヤロスワフ・カチンスキ党首は、「(LGBT+擁護は)ポーランド人のアイデンティティを脅かす、外国から輸入された危険なイデオロギーである」と声高に批判し、再び高い支持を得ている。

 

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