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ゾウの子供が過労で倒れ込む?「象乗り」に対する批判の声が高まる

Source: Viral Press/YouTube

タイ東部パタヤ市にある有名観光地『ノンヌット・トロピカル・ボタニカル・ガーデン』で23日、観光客を乗せた大人のゾウと縄で縛られていた子ゾウが、暑さと疲労のためか倒れ込んだ動画が波紋を呼んでいる。

問題となった動画には、1歳とみられる子ゾウが観光客2人を乗せた親ゾウと一緒に首を縄で縛られて働かされている様子が映し出されている。しかし、子ゾウが突然歩くことを止め、その場で倒れ込んだのだ。親ゾウが再び歩かせようと促すも、子ゾウは嫌がる素振りを見せるばかり。暫くすると小ゾウは立ち上がり、急ぎ足で親ゾウを引っ張るようにして走り出した。

周囲では、心配そうな声をかける見物人の姿もあった。撮影者であるフィリピン人観光客の女性はイギリスのメディア『Daily Mail(デイリー・メール)』の取材に対し、当時の様子をこう語っている。

「ここでは、たくさんの子ゾウが親ゾウに繋がれて働かされてました。多くの観光客を相手に何度も往復して、とても苦しそうでした」「ここにいるゾウ達への福祉は十分であるのか、疑問が残ります」

ショッキングな映像は多くの人々の目に留まり、同施設の運営スタッフに対する批判が相次いだ。また、象乗りを利用する観光客を非難する声も多数出ている。

一方、クレームを受けた施設側は「子ゾウが倒れたのは虐待や疲労が原因ではない」と疑惑を否定しており、「ゾウ達はみんな健康で適切な飼育環境にいます。もし問題があれば獣医に連れて行きます。赤ちゃんも、みんな元気です」と訴えているという。

タイでは今年4月、プーケット動物園で子ゾウが感染症を患い死亡した事件が世間の反感を買ったばかりだ。その際も、従業員が動物を虐待しているのではないかと疑惑を向けられていたが、施設側は否定していた。

しかし、プーケット動物園の衛生環境は世界中の観光客から「最悪の状態」であるとの不評が頻出しており、環境改善を怠っていることは否定できない状況だ。

 

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