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EU最高裁判所が「家畜の非人道的な屠殺方法」を非難

Source: Pexels/freestocks.org

欧州連合(European Union)において最高裁に相当する欧州司法裁判所(Court of Justice of the European Union)で2月末、食肉用に家畜を屠殺する前に家畜を気絶させない手順は「非人道的である」という判決が言い渡された。

ドイツの英字メディア『Deutsche Welle』が伝えた。

 

Source: European Commission

欧州連合では、行政によって有機製法・商法であると認証された商品に『欧州オーガニック認定印(画像上)』が与えられる。厳しい諸条件に合格するには、畜産業者は食肉製造過程において家畜のストレスを最低限に抑える必要があるという。

しかし、イスラム教の規定を遵守した『ハラール肉』や、同じくユダヤ教の規定である『カシュルート肉』の屠殺方法が、欧州連合の定める有機食材の基準を満たしていないと、フランスの動物愛護団体『Oeuvre d’Assistance aux Betes d’Abattoirs (以下、OABA)』が裁判所に起訴状を提出したことが問題を浮き彫りにさせたのだ。

これに対し、ドイツ中央ユダヤ審議会のヨーゼフ・シュスター会長が「ユダヤ教徒の顔に泥を塗るような判決だ。宗教儀式の知識が全く無い証拠だ」との抗議声明を出している。

最高裁は、信仰の自由の下にハラール肉やカシュルート肉の製造・販売を容認するも、オーガニック食材として認めるには動物福祉の観点から却下せざるを得ないと断言。欧州司法裁判所は2017年、イスラム教の犠牲祭『イード・アル=アドハー』で動物を屠殺する時には、行政によって認められた屠殺場でないと儀式を行えないと裁定して批判を呼んだ。

 

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