Source: Pexels/Jennifer Murray
女の子はテディーベアとリカちゃん人形が好きで、男の子はレゴとラジコンが好き・・・という認識だと、もしかしたら「性差別だ」と言われるかも。
イギリスの流通大手Tesco(テスコ)のおもちゃ売り場に立て掛けられていた標識を見た男性が、「これは性差別ではないか」と疑問を投げ掛ける投稿が注目を集めているのだ。
Come on @Tesco. This isn’t really acceptable anymore. My daughter loves unicorns and dolls. She ALSO loves robots, dinosaurs, rockets, monsters and lego. Don’t make me have to reassure her that this is ok. @LetToysBeToys @letclothesbe pic.twitter.com/7rW2SxigT0
— Rob Lowe (@RobLowe84) 2018年12月9日
「テスコ、こういうのはもう許容されないぞ。僕の娘はユニコーンや人形が好きだけど、ロボットとか恐竜、ロケットやモンスター、レゴも大好きだ。娘を混乱させるようなことをしないでくれないか。」
おもちゃ売り場に表示されていた標識には、「Girls Toys(女の子用おもちゃ)」との文字が。小さな娘を持つ父親である男性は、子供用のおもちゃを男女で区別することに対して憤りを顕わにした。
この投稿は500件近くシェアされ、彼の意見に賛同する人達からは共感の声が寄せられた。
「”おもちゃ”と記載すればいいだけ」
「可愛いぬいぐるみが欲しい男の子も混乱させちゃうわよ」
「これは本当に問題だと思う。私の娘も、欲しいおもちゃに”男の子用”の表示があって、買うのを恥ずかしがっていたわ。すごく混乱してた。」
しかし、商品を男女で分けることに問題性は無いとの反対意見も続出している。
おもちゃを性別で区分するマーケティング手法は「児童に深刻な悪影響を与える」と、カリフォルニア州立大学サクラメント校の社会学者エリザベス・スウィート氏は危惧している。
近年では、子供達の好奇心を性別の違いで抑制させるようなことがあってはならないと、小さな子供を持つ親達によって2012年に結成された『Let Toys Be Toys(おもちゃはおもちゃだ)』という社会運動が広まっている。