Source: Twitter/Facebook
フェンシングの大会で来日中であったイタリア代表選手のエマヌエーレ・ランベルティーニ(Emanuele Lambertini)氏が今月、自身のインスタグラムに投稿した写真が「日本人を差別している」として、世界中から集中砲火を浴びている。
問題となった投稿は現在削除されているが、スクリーンショットを保存したユーザー達によって拡散された。
Olympic level racism: 🏆#EmanueleLambertini #Olympics #italy #fencing #Tokyo2020 pic.twitter.com/oXWNJVRQNX
— Grace Lynn Kung (@gracelynnkung) 2018年12月14日
「日本食をたくさん食べた後の気分は、こんな感じ。でも、来て良かったな!個人戦で銀メダルを取ったよ」(※一部省略)
寿司やラーメンの絵文字と共にキャプションされた投稿には、目尻を手で引っ張る「細目ポーズ」をするランベルティーニ選手の画像が。すると、この投稿を見た多くのユーザーから「アジア人を差別している」と批判を受ける事態となったのだ。
抗議の声を上げた人々の中には、今年上映された大ヒット映画『クレイジー・リッチ!(原題:Crazy Rich Asians)』の監督であるジョン・M・チュウ氏もいた。彼は自身のインスタグラムにて、「私達は人種差別に対して断固たる姿勢を取るべきだ」と、ランベルティーニ選手を強く非難した。
しかし、「これくらいで差別だなんで、大袈裟だ」などと彼を擁護する声も少なからず出ている。
現在、ランベルティーニ選手から謝罪等のコメントは発表されていないようだ。