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伝統行事の”ブラックフェイス”に反発したデモ隊が襲撃される

Source: Flickr/zoetnet

オランダでは毎年12月になると、キリスト教の司教である聖ニコラウスを祝賀するお祭りが開催される。

この祝賀祭では『Zwarte Piet(ブラック・ピート)』と呼ばれる相棒のムーア人(北西アフリカのイスラム教徒)に扮して、顔を黒く塗る習慣があるという。

しかし近年では、この黒塗りが黒人差別的表現として欧米で広く認識されている「ブラックフェイス」であるとして、批判の声が高まっているのだ。

 

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Source: Flickr/FaceMePLS

毎年この時期になると、ブラックフェイスに反対する人々が祝賀祭に出向き、抗議の声を上げるデモ活動が始まる。

しかし同時に、ブラック・ピートの擁護派による対抗デモも多く見受けられるようになった。

近年では擁護派によるデモ隊の凶行が目立つようになり、高速道路で反対派の乗ったバスを塞いだり、彼らに対して卵を投げ付けるなどの暴行が横行したと報道されている。カタール系英字メディア『Al  Jazeera』によれば、今年は擁護派約40人が当局に逮捕される事態となった。反対デモの主催者であるジェリー・アフリイエ氏は海外メディアのインタビューにて、擁護派からの脅迫に日々怯えていることを告白した。

「私達は彼らに脅かされてるんだ、すごい強引にね。中にはナチス式の敬礼や白人至上主義のサインさえしてる人もいたよ。そこには、オランダに蔓延る人種差別主義の闇が全て現れていた」

AFP通信によれば、オランダのテレビ局NTRは、ブラック・ピートは人種差別的であるとの指摘を受け、顔を真っ黒に塗る代わりに「煙突を通ってくるブラック・ピート」として、顔をすすで薄く滲ませる手法に変更したという。

 

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