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2004年に公開された、ブッシュ元大統領を猛烈に批判した映画『華氏911』の監督を務めたことで世界的な名声を手に入れた、マイケル・ムーア氏。
2016年のアメリカ大統領選時には、有権者に民主党候補ヒラリー・クリントン氏へ投票するよう促すなどしていた。
そんなリベラル寄りのムーア監督が、アメリカの人気トークショー『Late Night with Seth Meyersに出演した際、典型的なトランプ大統領支持層として認識されている”高卒の中年白人男性”に対して怒りの声をぶつけたことで注目を集めている。
ムーア氏はインタビューの途中、トランプ大統領支持層に向けた辛辣なメッセージを突き付けた。
「俺はトランプ支持者と同じタイプの人間だが、奴らに言いたいことがある。もう諦めろよ。1万年以上、主導権を握っていただろう。女性に主導権を譲るべきだ。何をそんなに恐れることがあるんだ?」
ムーア監督は今年11月、『華氏119』というタイトルでトランプ大統領を当選させたアメリカ社会の”闇”を描いた映画を公開したばかりだ。
大多数のトランプ支持者と同じ”中年白人男性”であるムーア監督が大っぴらにトランプ大統領や保守的思考を批判することで、彼らに対する偏見が多少和らぐのかもしれない。