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タリバンは「私達の兄弟」? 女性・ジェンダー平等省大臣の失言が波紋を呼ぶ

Source: Maryam Monsef/Twitter

カナダの女性・ジェンダー平等省のマリアム・モンセフ大臣(Maryam Monsef=トップ画像)が、タリバン政権を「私達の兄弟」と呼び物議を醸している。

モンセフ大臣は25日、アフガニスタン情勢に関するオンライン記者会見の中で、亡命を望む人々の安全かつ迅速な出国を確保するようタリバンに要請する声明を出した。

オンライン記者会見の様子(上)Source: Global News/YouTube

しかし彼女はそこで、「私達のブラザー(兄弟)であるタリバンに、この場を利用して話したいことがある」と発言。女性に対する人権侵害で国際的に非難されているタリバンを兄弟と見做すことは、女性の地位向上を目指す行政機関のトップとしてあるまじき行為だとして、不信感を露わにする声が相次いだ。

兄弟発言についてモンセフ大臣は、文化的な意味合いを持つ表現だったと釈明している。しかし、アフガン難民で現在はカナダ政府機関の上級顧問を務めるザーラ・スルタニ(Zahra Sultani)さんはこれに反発。「タリバンを兄弟と呼ぶべき文化など存在しない」と断言した。

ザーラ・スルタニさんのツイート(上)Source: Zahra Sultani/Twitter

スルタニさんは現地メディア『Toronto Sun』に寄稿したコラムの中で、アフガニスタンにおいて相手を「兄弟」と呼び合うことは「互いを深く尊重している証」と述べ、タリバンにその言葉を使うことは「長年の残虐行為を覆い隠す行為だ」と糾弾している。

そして、この失言がアフガニスタンにルーツを持つモンセフ大臣より発せられたことは、「あなたを尊敬している多くのアフガニスタン人女性を失望させるでしょう」として落胆の色を浮かべた。

モンセフ大臣に対する批判の声が鳴りやまない中、現時点で彼女から追加のコメントは出されていない。

 

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