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アフガンの女性ジャーナリスト、取り残された国民を憂慮し記者会見で涙の訴え

Source: Screenshot via The Hill

アメリカ国防総省の本庁舎『ペンタゴン』で16日、アフガニスタン情勢に関する記者会見が開かれ、同国出身の記者ナジラ・カリミ(Nazira Karimi=トップ画像)さんが「私の大統領はどこにいるのですか」と涙を見せながら報道官に問い詰めた。

「バイデン大統領は言いました。大統領たる者、国民のために戦わなければならない、と。でも私達は今、大統領を失ってしまった。アフガニスタンの人々は、どうしたら良いのか何も分からない状態です」

国旗のマスクを見せるカリミさん(上)Source: Screenshot via The Hill

アフガニスタンのガニ大統領は15日、フェイスブックに投稿した声明で国外へ脱出したと発表したが、亡命先は明記されておらず、現在も行方が分かっていない。

この時カービー報道官は、親身になってカリミさんの訴えに耳を傾けていた。そして彼は、「タリバン政権の脅威は重々承知している。国民の不安と苦悩も痛いほど分かる」と理解を示した上で、ガニ大統領の居場所や責務についてはコメントを控えた。

質問に応えるジョン・カービー報道官(上)Source: Screenshot via The Hill

現在はフリーのジャーナリストとして活躍するカリミさんは、90年代にタリバンの蛮行を報道したことで嫌がらせや殺害予告を受けた経験があるという。

タリバンが再び政権を奪還した15日以降、「また20年前の悪夢に後戻りしてしまう」「以前と何も変わっていないだろう」と危機感を募らせ、特に女性の人権剥奪に対する強い懸念を示している。

カリミさんはこの記者会見の後、複数の欧米系メディアのニュースに出演した。そこで彼女は、「あの時の私の主張は、アフガニスタンに残された『声なき国民』の訴えだ」と述べ、タリバンの脅威から逃れることが出来ない人々の代弁者としてバイデン政権に責任を追及したと話している。

 

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