CRIME

アジア人女性を銃殺した犯人は「ついてなかった」? 警察の発言に非難の嵐

Source: Crisp County Sheriff’s Office, 11Alive/YouTube

アメリカ南東部ジョージア州で16日に発生したアジア系女性6人を含む8人が銃殺された事件で、現地警察が「犯人にとって、ついてない1日だった」と発言し波紋を呼んでいる。

批判の渦中にあるのは、同州チェロキー群のジェイ・ベイカー警部(Jay Baker=トップ画像右)だ。

彼は事件翌日の記者会見で、主に犯行動機の質問に回答していた。するとある記者から、「(犯人は)犯した罪の重さを理解できているか」と聞かれ、警部は以下のように答えた。

記者会見の様子(上) Source: 11Alive/YouTube

「犯人と話した検察と捜査官によれば、罪の重さはしっかりと理解している印象を受けたみたいだ。かなり疲れ果てていて、苛立っている様子だったと聞いた。昨日は彼にとって、ついてない1日だったからね」

犯人に同情するようなベイカー警部の発言は、被害者の心情を無視しているとして強い批判を呼び炎上した。

また、無差別殺人の容疑者が白人である場合のみメディアや法執行機関が犯人をテロリストと呼ばなかったり、「精神的に病んでいるのではないか」などと言い、非白人が容疑者である時と比べて対処の度合いが全く違うことが「白人特権」であると指摘されているのだ。

さらにベイカー警部は昨年、Facebook上に「COVID-19、中国産ウイルス」と書かれたTシャツの写真を投稿していたことが判明。同投稿は大手メディアにも取り上げられ、国内、とりわけ南部の警察に対する不信感が高まっている。(同投稿は現在削除されている。)

チェロキー郡警察は18日、本事件のメディア対応者をベイカー警部からエリカ・ネルドナー広報部長に変更させたと発表。しかしベイカー警部に対する怒りは収まらず、彼の解雇を望む抗議の声が相次いでいる。

 

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