Source: PNGHunter, Amazon
アメリカの大手通販サイト『Amazon(アマゾン)』のアプリアイコンが、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーを彷彿とさせるとして話題を呼んでいる。
同社は今年1月、長らく使用していた旧デザインを一新させ、アマゾン利用者ならば馴染みの深い「笑った口」の付いた段ボール箱を思わせる形となった。
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見た目もシンプルになり今時のデザインとなったが、一部のネットユーザーから「ヒトラーに似てないか」との指摘が続出。言われてみれば確かに、青いテープのモチーフが髭に見えて、ニヤリと笑みを浮かべた人に見えなくもないが・・・。
すると今月、あるツイッターユーザーにより、アマゾンが「密かに」アプリアイコンを変更していたことが分かった。
Source: alex hern/Twitter
「アマゾンが密かにアイコンを変えていたなんて、気付かなかったよ。新しいアイコンは・・・ヒトラーに似せないようにしてるね」
テープを切った跡のようなギザギザ模様を無くし、片側が捲れているデザインに急遽修正されていたのだ。
その後アマゾンは米メディアに向けた声明を発表し、「弊社の宅配ボックスを見た時のようなワクワク感や喜びを呼び起こすデザインを考案した」と述べた。しかし、物議を醸したヒトラーとの類似性については触れていない。
ネット上では「これでヒトラーには見えなくなった」と安堵するユーザーがいる一方で、「これがヒトラーに見えるなんて可笑しいよ」という反発の声も多数出ている。