Source: Lim Ching Hwang/Facebook
2013年に国際競技大会『アジアユースゲームズ』で金メダルを獲得した24歳の元水泳選手に9日、兵役を拒否した罪などで有罪判決が言い渡された。
現地メディア『TODAY』によると、マレーシア出身のリム・チン・ファン(Lim Ching Hwang=トップ画像)さんは2014年、18歳を迎えた時にシンガポールの永住権を取得。しかし同国では徴兵制度があるため、ファンさんは2年間の兵役義務に直面した。
それでも彼には、国内で学位を修めることを理由に徴兵猶予が与えられていたという。
すると同じ時期、マレーシアの貿易会社『Sime Darby』からアメリカのオハイオ州立大学へ進学するための奨学金支援を受けたファンさんは、そのまま渡米を決意したのだ。
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そして4年後の2018年、同大学の経営学部を卒業したファンさんはシンガポールへ帰国。翌年の4月に軍隊へ入隊し、今月2日に兵役義務を終えたが、当局は兵役を怠った罪でファンさんを起訴した。
検察官は裁判の中で、「真面目に義務を果たしている国民にとって非常に不公平だ」として罪の重みを強調。さらに、適切な手続きを行わずシンガポールを出国したことも有罪と判断され、ファンさんは懲役18日の実刑判決を言い渡された。
Source: Lim Ching Hwang/Facebook
ファンさんは自身の決断を「とても後悔している」と明かし、大学へ進学する前に兵役を終わらせるべきだったと陳謝している。
また、現在はシンガポール国籍の取得を目指しており、シンガポール代表の水泳選手としてキャリアを積みたいとの夢を語った。
ファンさんの刑期は今月23日に開始される予定だ。