Source: Channel 4 News/YouTube
今月6日に発生した、トランプ元大統領の支持者らによる連邦議会議事堂襲撃事件。
FBIは100人以上の容疑者を次々と摘発し、そのなかには最も注目を集めたバッファローマンこと「Qアノン・シャーマン(本名:ジェイコブ・チャンスリー=トップ画像)」も含まれている。
米メディア『ABC15』によると、アメリカの極右勢力が提唱する陰謀論『Qアノン』の熱心な信奉者であるというチャンスリーは現在、首都ワシントンD.C.の拘置所に収容されており、議事堂侵入や暴力の扇動など複数の罪で起訴されたという。
チャンスリーは、ミズーリ州セントルイスに法律事務所を構えるベテラン弁護士アル・ワトキンス氏に弁護を依頼。
ワトキンス氏は現地メディアの取材に対し、「顧客は悪人などではない。彼はトランプに騙されただけだ」などと主張している。
「大統領の数か月に及ぶ大嘘や誇張表現により、群衆は議事堂へ向かうよう促されたのだ」
そして、チャンスリーはトランプ元大統領が恩赦を与えてくれなかったことで「洗脳が解けた」と言い、「顧客は大統領に騙されたこと、そして議事堂に侵入したことを深く後悔している」と訴えた。
もし有罪判決となった場合、被告人は最大で25年の懲役刑が科される。