Source: Lara Trump/Instagram
6日に発生したトランプ支持者らによる連邦議会議事堂前襲撃事件は、民主的で合法な選挙を通じた結果を武力で覆そうとしたとして、国内外で大きな波紋を呼んでいる。
トランプ大統領は7日、ツイッター(現在は凍結)を通じて暴徒を咎めるビデオメッセージを発表した。
バイデン次期大統領やオバマ元大統領、オバマ夫人などの著名人、さらに共和党からも公式に非難声明が発表されるなかで、ファーストレディのトランプ夫人や長男トランプ・ジュニア、長女のイヴァンカら側近は沈黙を保ったままだ。
しかし唯一、次男エリック・トランプ氏(トップ画像右)の妻であるララ・トランプ氏(トップ画像左)が同日、自身のInstagramに「非常に失望しました」と事件について言及し注目を集めている。
「あの様な事態が起きてしまって、私はとても悲しく思います。如何なる状況でも、法律は守られるべきです。そして、暴力は何の解決にもなりません」
ララさんは今回の集会について「愛・自由・愛国心を掲げるためのイベントになるはずだった」とし、トランプ大統領はホワイトハウスを去った後も支持者達の味方であり続けると訴えた。
そして、「私は、集会に参加した皆さんの大多数が、法を遵守する平和的な方々であると確信しています」と激励した。
彼女の投稿には称賛の声が相次ぎ、「(襲撃した大群は)真の共和党支持者ではない」などと不満を露わにするトランプ支持者からのコメントが殺到している。