Source: Dawn Noden via Twitter
イギリスのウェールズ自治政府は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2度目のロックダウン導入を期間限定で実施した。
『Firebreak(防火帯)』と呼ばれるこのロックダウンでは、外出制限の他に飲食店の営業禁止(テイクアウトを除く)や、政府が指定した「生活必需品ではない商品」の販売が禁止されている。
このリストの中に衣服が含まれていることに立腹した男性が、「ならば裸で出歩いても問題ないだろう」とボクサーパンツのみを履いて外出し、国内で話題を集めている。
World: How did the first day of lockdown go?
— Matt (@matt_lissack) October 25, 2020
Wales: Um….
(Credit: Dawn Noden) pic.twitter.com/K5m6Gd9Qbl
ウェールズの都市ニューポートにあるスーパー『Tesco(テスコ)』に妻と訪れたクリス・ノーデンさん。店員から入店を拒否されるも、妻のダウンさんが「あら、服は不必要なんでしょう」と反論。すると「服は必要です!」とスタッフが声を荒げ、2人は店を後にしたという。
パンツ一丁でショッピングをするノーデンさんの動画は、SNSで大きな話題を呼んだ。彼は後日、英メディア『Good Morning Britain』に出演。「服は生活必需品だということを示したかった。それを証明出来て満足している」と述べ、突飛な行動に出た意義を語った。
ウェールズ自治政府による規制は厳格すぎるとの批判が相次ぐ中で、独特な方法ながらもノーデンさんの抗議を支持する人々が目立っている。