Source: Melissa Byrne/Twitter
アメリカ南部テキサス州の高速道路で先月30日、トランプ支持者らの運転する自動車数台がバイデン支持を表記したバスを囲い妨害する事件が起きた。
米メディア『NEW YORK POST』によると事件当日、ジョー・バイデン民主党大統領候補の陣営スタッフ一行は選挙イベントに参加するため、ツアーバスに乗り会場に向かっていた。
すると走行の途中、星条旗とトランプ再選の旗「TRUMP 2020」を掲げたトランプ支持者の車列が現れ、バスに急接近するなどの悪質な煽り運転を始めたのだ。バスに乗車していたスタッフからは、車と接触したとの証言もある。
This is a traffic violation and attempted homicide. Why hasn’t anyone been arrested? pic.twitter.com/QnfF4vXMQn
— melissa “cancel student debt” byrne (@mcbyrne) October 31, 2020
バイデン陣営が目的地へ到着するのを防ごうとしていたと見られており、米連邦捜査局(FBI)は1日、本件について捜査を開始させたと発表した。
しかしトランプ大統領はツイッターで「特に問題がある行為だとは思わない」と述べ、「FBIはテロリストやアンティファ(反ファシスト団体)の捜査を行うべきだ」などと非難している。
3日に迫る大統領選挙を前にしたトランプ支持者による迷惑行為は、今月1日にも発生した。同じように旗を掲げた車列をデラウェア州にあるバイデン氏の邸宅前に集結させ、クラクションを鳴らしたり大声を上げるなどの迷惑行為を繰り返した。