Source: Zane Tang/Facebook via NextShark
アメリカの都市ニューヨークで先月末、アジア系の男性が白人の男からヘイトスピーチの被害を受ける事件があった。米メディア『NextShark』が伝えた。
南部ブルックリン地区で午後12時頃、ゼーン・タンさんの運転する車の前に、道路の中央を走る自転車が現れた。
後ろに車がいることを知らせるために軽くクラクションを鳴らし、「自転車レーンを走ってくれないか」と話しかけると、男は突然立ち止まりタンさんに向かって罵詈雑言を浴びせたのだ。
Source: Zane Tang/Facebook via NextShark
「俺はここで生まれたんだ。劣等種のイエロー共は国に帰れ!」
すると男は携帯電話を取り出し、「車に轢かれた」などと虚偽の通報をした。
しかし、警察が現場に到着しても男は罪に問われず、反則切符の交付のみで対応を終わらせたという。
Source: Zane Tang/Facebook via NextShark
タンさんは一部始終を撮影した動画をFacebookに投稿したが、「ヘイトスピーチ違反」として削除されている。
タンさんは同メディアの取材に応え、「僕達マイノリティは、事実を捏造されて警察に捕まるリスクが高い」と動画をシェアした意義を訴えている。