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アメリカ・ミネソタ州で先月25日に発生した白人警察官による黒人男性殺害事件に端を発し、社会に蔓延る構造的な黒人差別に抗議する『Black Lives Matter(=黒人の命にも価値がある/以下、BLM)』運動が全米を席巻している。
そうしたなか、カリフォルニア州ロサンゼルスでモデルとして活動するニッキー・パク氏(トップ画像)がBLM運動を蔑視しているとして、批判の渦が沸き起こっている。
Source: thenickypark/Instagram via NextShark
米メディア『NextShark』によると彼女は2日、インスタグラムのストーリーのなかで「BLM?くだらない。どんな人種の命にも価値があるでしょう」と発言。
多くの批判を受けたパク氏は「言い方が悪かったことは謝ります」と陳謝しつつ、「コロナ禍で黒人はアジア人を差別していた」と訴え、人種差別撤廃運動の対象は1つの人種に縛られるべきではないと主張した。
しかしバッシングの嵐は収まることはなく、彼女はダイレクトメッセージから誹謗中傷や殺害予告などの脅迫文が送られていることを明かした。
「BLM運動はテロリスト集団なのかしら」と恐怖心を露わにさせたパク氏は6日、事態を警察に通報してユーザーの情報開示請求をすると断言している。