Source: The OFFICIAL Peace and Healing for Darnella Fund/GoFundMe
アメリカ中西部の都市ミネアポリスで起きた白人警官による黒人男性死亡事件、そして抗議デモの暴徒化が今、世界中の国で注目を集めている。
その発端となった犯行動画を撮影したのは、まだ17歳のダルネラ・フレイザー(Darnella Frazier)さんだ。
残虐な光景であるにも関わらず、撮影を止めなかったことで証拠が掴めたとしてフレイザーさんを称賛する声が続出した。
一方で、「その場にいたのに何もしなかった」とオンライン上で彼女を責める人々が後を絶たず、フレイザーさんは殺人を目撃したことによる精神的ショックに加えてネットリンチ被害にも遭い、現在は重いストレスに苦しむなかでカウンセリングを受けているという。
そうしたなか、フレイザーさんと彼女の家族への救済措置としてクラウドファンディングが開設され、5日間で30万ドル(約3200万円)もの義援金が寄せられた。
同サイトのコメント欄には「君はヒーローだ」「歴史の教科書に載るだろう」など、フレイザーさんの勇気ある行動に感謝の意を送る人々で溢れており、「早く元気になって」と彼女の健康を祈る声が多数届いている。