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ネイル用品やヘアスタイリング剤などを販売している美容品メーカー『TNG Worldwide』の創業者であり社長のラリー・ゲイノー氏(トップ画像)が、「ベトナム人は我々の敵だ」などと罵倒し非難が集中している。
ゲイノー氏は先日、同社製品の得意先向けに開催していたオンラインセミナーで突然、以下のようなヘイトスピーチを繰り返し吐き捨てた。
「ネイルサロンの一番の敵は、ベトナム人の尻軽女共だ。あいつらは、我々の業界を破壊している。不衛生で安売り、あの変な喋り方。ここはアメリカなんだから英語を話せよ!」
その後ゲイノー氏は「ベトナム製の商品」をリストに挙げ、それらは「害悪だから」と購入しないよう顧客に呼び掛けた。
彼のオンラインセミナーはネイリストのローズ・ヴェレズ=ミギンスさんによってFacebookにシェアされ、コメント欄にはゲイノー氏に対する批判の声が殺到している。
炎上を受けたラリー氏は10日、人種差別問題を取り扱うインスタグラムアカウント『Jackfroot』を通し、謝罪を表明。しかし、ネット上の反応は「上っ面だ」「会社のイメージを損なうから謝罪しただけ」と否定的な意見が多数出ており、信用を取り戻すにはまだ時間がかかりそうである。