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アメリカ中西部コロラド州が先月30日、「野生動物殺生コンテスト(Wildlife Killing Contest)」を法律で禁止すると発表した。
野生動物保全団体『Project Coyote』によると、殺生コンテストというのは狩猟した野生動物の数や大きさを競う大会だという。
アメリカでは娯楽として狩猟が行われるスポーツハンティングが文化として栄えてきたが、近年は非人道的で生態系を破壊しているとして非難が集中してる。
また殺生コンテストは狩猟協会からも批判が出ており、「ハンターのイメージを下げる」などとして数年前からコンテストの法的禁止措置を要求していた。
全国で野生動物殺生コンテストを禁止させた州は、カリフォルニア州・バーモント州・アリゾナ州・マサチューセッツ州・ニューメキシコ州に続き、これで6つ目となる。