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新型コロナウイルス感染者数の増加が続くインドネシアで、医療現場の最前線で働いていた若手医師の男性がウイルスに感染し死亡した。
現地メディア『The Jakarta Post』によると、東ジャカルタ市にある総合病院に勤務していたマイケル・ロバート・マランぺさん(トップ画像左)は、先月17日に婚約者のトリ・ノヴィア・セプティアニさん(トップ画像右)さんとの結婚式を予定していたという。
しかしパンデミックによって式は延期となり、コロナ患者の対応に追われるなか、マランぺさんは自身が感染したことをインスタグラムで明かした。
投稿文のなかでマランぺさんは、彼を看護する同僚達に感謝の意を述べた上で、「家から出ないで、医療従事者の皆さんに協力してあげてください」と改めて外出自粛の重要性を訴えている。
さらに同じ日、8年間恋人同士であったというセプティアニさんとのツーショット写真を投稿し、彼女への愛の言葉を綴った。
「トリ・ノヴィア・セプティアニ、僕の愛する守護天使。あなたは神から贈られた最も美しい人だ。僕はあなたをを一生愛し続ける」
マランぺさんの死後、セプティアニさんもインスタグラムで近況を報告している。ピアノを弾きながら生前のマランぺさんと一緒に歌う映像や、2人で手を繋いでビーチを散歩する仲睦まじい姿をシェアした。
https://www.instagram.com/p/B_rTOlsJyD6/
「あなたの人生は、神からの恵みでした。あなたとの思い出は、宝物です。言葉に出来ないくらいに、あなたを愛しています。いつかまた天国で、一緒に歌を歌いましょう」
現在、マランンぺさんとセプティアニさんのインスタグラムには、多くの人々から追悼の意が送られている。