Source: Starbucks Partners/Instagram
米ワシントン州シアトルのコーヒーチェーン大手『Starbucks(スターバックス)』が8日、全てのパートナー(従業員)を対象にした救済基金を発表した。
新型コロナウイルスによる感染防止のため、各国の店舗でドライブスルーを除く営業自粛を実施しているスターバックス。
そうしたなか、経済的に打撃を受けたパートナーへの補償として、1000万ドル(約10億7000万円)を拠出した緊急救済プログラム『Starbucks Global Partner Emergency Relief Program』を設立させた。
スターバックスにおいて、パートナーに助成金を支給させる制度の導入は今回は初となる。
ルーシー・ヘルム執行副社長は声明文にて「会社の心臓部であるパートナーを疎かにすることはしない」と強調し、未曽有の事態に対する意志をこう語った。
「この非常に困難な時期において、困窮した生活を強いられているパートナーへ更なるサポートを行うことは、我々の責任であると強く認識しています。社内における国際的な救済基金立ち上げの先駆者となったことに誇りを持ち、スターバックスのパートナーと共にこの試練を乗り越えていきます」