Source: Faceook
下半身不全の男の子が、ショッピングモールに掲げられていた車椅子モデルの広告をじっと見つめる写真が注目を集めている。
南西部アリゾナ州に住むデミ・ガルザ=ペーニャさんは、尾退行症候群を患う2歳の息子オリバー君と暮らしている。
2人は先月、いつものように市内にあるスーパー『Target(ターゲット)』に買い物に出掛けていた。すると途中、オリバー君が突然子供服売り場で立ち止まった。何かと思ったガルザ=ペーニャさんが彼の視線を追うと、車椅子に乗った笑顔の男の子が載った広告だったのだ。
ガルザ=ペーニャさんはその時の写真を自身のフェイスブックページ『Ollie’s World』に投稿した。そして同投稿は瞬く間に脚光を浴び、多様性を祝賀する声が多数届いている。
ガルザ=ペーニャさんは現地メディアの取材に応え、包括的で寛容な環境作りに広告がもたらす効果は絶大であることを訴えた。
「広告を見ていた息子に、モデルの男の子も車椅子に乗ってるわねって言ったら、とても嬉しそうにしていたわ」
「世界中の人達が私の投稿を見て、この問題について話し合いが行われていることは、私に希望を与えてくれました」
そして大きな注目を集めた同投稿は、オリバー君を釘付けにした車椅子モデルのコルトン・ロビンソン君の家族の目に留まった。そして、ガルザ=ペーニャさんは東部マサチューセッツ州出身のコルトン君の母親に連絡を取り、社会をより良く変えてくれたと感謝の意を表している。