Source: Staci Lamb/Instagram
アメリカ東部メリーランド州の高校教師が、新学期を迎える生徒達を魅了させようと、自身の教室内を映画ハリー・ポッターに登場するホグワーツ魔法学校のように装飾させて話題を集めた。
今年8月、エルクトン・ハイスクールの9年生(高校1年生)の英語の教師であるステイシー・ラムさんは、9月に始まる新学期に向けて教室のデコレーションを始めた。
アメリカメディア『POP SUGAR』によると、ラムさんは昨年も同じように教室の装飾をしていたが、今年は更に豪華なものにしようと計画したという。そして彼女は家族や同僚からの協力を得ながら作業を行い、フリーマーケットなどを駆使して出費を抑えて約1ヶ月をかけて完成させたと話している。
魔法学校に変貌した教室の動画を自身のツイッターに投稿したところ、再生回数が100万回を超えるほどの注目を集めたのだ。
ハリー・ポッターをコンセプトに選んだ理由としてラムさんは、アメリカメディア『ハフポスト』に以下のように語っている。
「私を読書家にさせた切っ掛けが、ハリー・ポッターだったの。夜中に行列に並んで、最新作を待っていたわ。このワクワクした気持ちを、生徒達にも本を読む時や教室に入る時に感じてほしいの」
同メディアによると、新入生の反応は「何とも言えないほどプライスレスだったわ」と話し、とても好意的なものであったと述べている。
ラムさんのアイデアは「モダンな作品を授業に取り入れるのは素晴らしい」「私の教師になって欲しい」など称賛を集め、9万件以上のいいね!が寄せられた。一方、「生徒によっては、必要以上に豪勢に感じられるかもしれない」と否定的な声も少なからず出ているようだ。