Source: bpdnews.com
2017年の2月、アメリカ東部マサチューセッツ州ボストンの州警察が、警察署に住み着いた野良猫のために大きな家をプレゼントして注目を集めた。
ボストン警察の公式サイトによると、約7年前となる2013年から特別機動隊(SWAT)基地の周辺を雌の三毛猫が出入りするようになったという。
警戒心の無い愛らしい猫に、大柄で強面な警官達も心を射抜かれたようだ。
Source: Boston Police Department/Facebook
彼らは三毛猫に「SWAT CAT(スワット・キャット)」と名付け、避妊手術を施して予防接種も行ったという。さらにIDの組み込まれたマイクロチックを埋め込むなど、同部隊のスワット・キャットへの溺愛ぶりが伺える。
2015年に彼女が行方不明となった時は、公式フェイスブックを用いて情報提供の呼び掛けを行ったほどだ。
そんな愛するスワット・キャットのために、在籍15年のベテラン警官ジェイミー・ピエトロスキー氏が丹念込めて「猫用邸宅」(トップ画像)を作り上げた。
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何日もかけて作られたというスワット・キャットの新しい家には、ゆとりのあるリビングに広いベランダ、さらに「パノラマの風景が見られる」大きな窓が備え付けられている。
まるでアメリカン・ドリームを叶えたかのような豪邸を与えられたスワット・キャットは、とてもご機嫌の様子だ。これで雨や寒い冬を凌ぐことができるだろう。