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9歳男児が先生に15ドルをプレゼント?教員の低賃金問題が浮き彫りに

Source: Mary Hall Chambers

フロリダ州タンパ市に住む9歳の男の子が、「先生達は十分な給料を貰っていない」として15ドルを担任の教師にプレゼントした。

アメリカメディア『Fox 6』によると、まだ小学3年生のパーカー・ウィリアムス君(トップ画像右)は、誕生日に親から貰った15ドル(約1600円)を、担任の女性教師であるチャンバース氏(トップ画像左)に渡したという。そしてパーカー君は、お金と一緒にこう書かれたカードを差し出した。

「チャンバース先生へ。僕は、先生達が仕事内容に見合う給料を貰っていないと思います。なので、このギフトを受け取ってもらえませんか?」

パーカー君は同メディアに対し「自分の持つ考えを共有したかった」と語り、恩送りがゆくゆくは自分に返ってくることを再確認できたと話した。チャンバース氏は彼の気持ちに感謝したいとしつつ、お金は受け取れないことを説明したという。

しかし、何故9歳のパーカー君が教師の給料を心配するのだろうか。それは、アメリカの公立校における教員の低年収が問題視されているためだ。

近年アメリカでは、人口増による生徒数の急増にも関わらず、深刻な教員不足に陥っている。その主な原因として、彼らの受ける低賃金が挙げられる。経済政策学会『Economic Policy Institute』によれば、教職員の給与は他の大卒者と比較しても平均で21%低いという結果が出ているのだ。この傾向は、特に公立校で見受けられる。

そして、給与が上がらない一方、増加する生徒数に伴い1人の教員に任される仕事は増え続けているという。こうした不満から離職する教員に歯止めがかからず、教員不足に更なる追い打ちをかけている。

 

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