Source: Bella Chu/Facebook
中国・北京市に住む1児の母ベラ・チューさんが、自身のフェイスブックに心温まるストーリーを投稿し話題を集めている。
台湾出身のチュー一家には、2005年生まれの娘がいる。一家の大黒柱である父親は肝臓癌に苦しみ、2006年5月にこの世を去った。
しかし父親は同年、娘が20歳になるまでの19年分の誕生祝いメッセージを綴った手紙を残していたのだ。

Source: Bella Chu/Facebook
ベラさんは7日、娘の誕生日である「1月18日」と「生日賀卡(バースデーカード)」と書かれた亡き夫からの手紙19通を、デスクに並べて撮影した写真をフェイスブックに投稿した。
そこで彼女は、娘が成長するまで手紙のことは知らせていなかったという。そして今年、中学3年生となった娘に、父親から送られたメッセージを明かしたのだ。
「あなたの父親が亡くなる数日前、彼は弱った身体で、あなたが20歳を迎えるまでのバースデーカードを書き残しました。父親があなたに伝えたかったことを、広い心を持って聞いてあげなさい」
ベラさんがシェアしたストーリーは国内外で大きな注目を集め、家族愛を称えるコメントが多数送られている。