テキサス在住のコスチューム・デザイナー、Romy McCloskey(ロミー・マクロスキー)は小さい時から蝶々が大好きだったという。
どれだけ好きかというと、庭でイモ虫や毛虫を見付けるなり餌をあげたりサナギを守ったりと、美しい蝶々になるまでしっかりと保護するほど。
そんな動物愛護家ならぬ蝶々愛護家のロミーは今週、庭で保護していたサナギが孵化した際、片方の羽が千切れていることに気が付いた。
そして彼女は、「この子の羽を直そう」と決意したのだ。
Facebook上で羽を”手術”する様子を投稿
少し前に庭で亡くなっていた蝶々の羽を使い、傷付いたもう片方の羽を修復する作業に出たロミー。
「破れた部分を切って、ハンガーで身体を固定させてます。羽は髪の毛のように痛みを感じないから大丈夫です。」
そうコメントを残し、コスチューム・デザイン用の用具を使用して羽の”手術”を開始した。
そして修復が完了した写真がこちら。
継ぎ接ぎが一致していない方が、ロミーが修復をした痕跡だ。
亡くなった蝶々の羽とコスチューム・デザイン用具で見事羽を修復してみせた。
“Flight day!!!!”(飛び立つ日!)とキャプションを入れた写真を投稿し、希望に満ちた様子が映し出されている。
「彼は木陰で少し休んだ後、飛び立っていったわ」と語ったロミー。
動物思いの優しい彼女には、いつか蝶々たちが恩返しをしてくれる日がくるだろう。