Source: Clive Pyott via Manchester Evening News
イギリス北西部の都市マンチェスターにある住宅街で、アジア系の男性に殴る蹴るの暴行を加えていた集団を止めさせようとした飲食店経営者の50代男性が犯人らに顔を強打され重傷を負った。
以前はオマーンの政府機関で働いていたというクライブ・パイオットさん(トップ画像)は事件当日、家の外から怒号が飛び交っていたのを不審に思い、「外に出たら、男2人がアジア系の男の子を追い回して殴り掛かったのを見たんだ」と現地メディア『Manchester Evening News』に語っている。
「その男の子が転んだところで2人は彼の身体を踏みつけ、『英語を話せ!』と怒鳴っていた」
パイオットさんが暴行を止めさせようと駆け付けると、犯人は「お前もやられたいのか」と彼の顔を強打したという。

Source: Clive Pyott via Manchester Evening News
パイオットさんは殴られた後の記憶が殆ど無く、犯人の男らはパイオットさんに暴行を加えた後、現場から逃走したと同メディアは報じている。
そして彼は自宅に戻って警察に通報し、直ぐに病院へ搬送された。
鼻と顎を骨折する重傷により、パイオットさんは数回に及ぶ手術を余儀なくされた。
「退院したのは次の日の朝で、鼻と顎の骨が砕けてしまった。鼻呼吸は出来ないし、顎の激痛は耐えられない」
犯人の男2人は現在も逃亡中で、地元警察は目撃情報の提供を呼び掛けている。