Source: TheKangxroos/Twitter
インドネシア・バリ州にあるファストフード店『バーガーキング』が、聴覚障碍を持つ男性店員を蔑視したツイートに痛烈な反論を投稿し、話題を呼んでいる。
バリ島はクタのバーガーキングに来店したある男性が、こんなツイートを投稿した。
「これに対して僕は、バーガーキングを尊重するべきなのか?それか、これは客からの同情心を得るためのマーケティング戦略なのかと言うべきだったかな」
障碍者を採用することは「同情心を得るためのマーケティング戦略」という侮辱的な発言に、多くのツイッターユーザーから批判が続出した。
すると、バーガーキング・インドネシアの公式ツイッターが男性のツイートに返信し、その内容に注目が集まっているのだ。
「これはマーケティング戦略ではありません。全ての人が平等に適正な仕事に就ける権利があるということです。コメントありがとうございました!」
バーガーキング・インドネシアの痛快な反撃ツイートは62万件近くの”いいね!”が付き、同店の寛大な姿勢に称賛の声が多数送られている。
バリ島・クタ店では、聴覚障碍のある男性店員に、ある赤い貼り紙(トップ画像)を持たせている。そこには、英語とインドネシア語で「こんにちは。私は耳が聞こえません。メニューにある画像をお選びください。ありがとうございます」と記載されており、彼が不自由なく来店客を接客できるような工夫が施されている。