Source: Shannon Ihrke, Thomas Prusso/Instagram
世界最強と名高いアメリカ海兵隊。新兵は立派な兵士になるために、過酷なブート・キャンプで肉体と精神を鍛え上げられる。「男の中の男の世界」と呼ばれる中で、女性が活躍できる場は少ないと思われているだろう。
しかし、アメリカ海兵隊に所属している女性の数は全体の約8%を占めており、現代では女性兵士の存在は珍しいことではなくなってきている。
そうしたなか、女性海兵隊の中でも取り分け美人でモデルとしても活躍しているシャノン・イークさん(トップ画像)が話題を呼んでいる。
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今月出版されたアメリカ海兵隊のカレンダーに載ったことで注目を浴びたシャノンさんは、ミネソタ州出身シカゴ在住の30歳。現在は女の子を妊娠中だ。
イリノイ州とサウスカロライナ州の海軍基地に4年間駐留していたが、ファッションデザイナーである友人から「ランウェイ・モデルになってほしい」と誘いを受け、モデルの世界に飛び込んだという。
彼女は※メディア『Inside Edition』のインタビューにて、軍人からモデル業界へ渡った時の心境をこう語っている。
「毎日、自分は男のようだと感じながら生きていた。でも、その日は髪をセットして、ネイルもして、メイクもばっちり決めて・・・突然の変化だったけど、すごく楽しかったわ。まだ私の中に”女の子”がいたんだなって気付けたの」
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シャノンさんは海兵隊に入隊したばかりの頃、「完全に場違いだと感じた」と、当時は戸惑っていたことを明かした。
経済的に苦しい状況に置かれていたシャノンさんは大学進学前、アドバイザーからの提案で海兵隊に入るも、ブート・キャンプに向かう途中の飛行機内で「何てことをしてしまったんだろう」と不安に苛まれていたという。
周囲からも冷たい目で見られる状況のなか、彼女は女性指導者からの助けを借りて日々奮闘し、自分の限界を超えることで新境地を開くことが出来たと、海兵隊に入隊したことの喜びを語った。
現在は自分のルーツに回帰しようと、馬の牧場を営んでいるというシャノンさん。それでも、モデルとして働くことは続けたいと話している。