Source: flickr/詩華日報
中国中部に位置する四川省重慶市で、「宿題代行サービス」を提供していた13歳の少女が話題になっている。
更に、1週間で稼いだ金額が約15万円と、中国の新卒者平均初任給の2倍近くであったことも注目を浴びているのだ。
中国メディア『詩華日報』が伝えた。
中国の旧正月である春節休みに、母親の運営しているEC(電子商取引)サイトのアカウントを内緒で利用して宿題代行サービスの提供を始めた少女。そしてサービス開始後、瞬時にして膨大な量の客がなだれ込んだのだ。少女はビジネスにのめり込むあまり、見込み客用のサンプル品まで用意してしまうほど自身のスキルの売り込みに本気になっていたという。
しかし、若き成功者の栄光も休みが明けると同時に崩れてしまう。
春節休み中の宿題を確認していた教師が筆跡の違いに気付き、別の人に代行させていたことがバレてしまった学生らがこぞって少女に返金を求め始めたのだ。要求に応じなかった少女に顧客である学生らは憤慨し、彼女のアカウントを通報した。
結果的にアカウントは凍結されてしまい、怒った母親は罰として少女の稼ぎを全額没収したという。
ところが、詩華日報によれば少女は全く反省しておらず、自分のスキルを生かしてお金を稼ぐことの何が悪いのか戸惑いを隠せないようだ。