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迫害に怯えるアジア系住民へ、タクシー代を負担する試みがスタート

Source: cafe maddy/Instagram

新型コロナウイルスの流行と共に、世界中でアジア系を狙ったヘイトクライムが爆発的に急増している。

アメリカの大都市ニューヨークでは増加率が特に顕著で、民間団体の調査によると今年に入り500件以上の通報があったと発表された。

アジア系の住民は迫害を恐れ、相手に顔が分からないようにマスクとサングラスを着用して外出する人が増えているようだ。

市内に住むアジア系の女性マディー・パク(Maddy Park=トップ画像)さんは、不安に駆られる日々を現地メディア『ABC7』にこう語った。

マディー・パクさん(上)Source: ABC7

「先週は電車を使って通勤していたのですが、到着までに30分かかるんです。その間はずっと、何か人種差別的なことを言われるんじゃないかとか、殴られるのではないか等を考えていて、怯えながら通勤していました。

そして実際に何かが起こった時に、誰も助けてくれないのではないかという危機感が募るばかりでした」

パクさんは身の安全を優先し、電車通勤を止めてタクシーでの移動に切り替えたという。

しかし、経済的な理由でタクシーの利用が困難な人々のことを憂慮した彼女は、自身の貯金から2000ドル(約22万円)を出資し、タクシー料金を負担するサービス『cafe maddy cab(カフェ・マディー・キャブ)』を開始したのだ。

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同サービスは40ドル(約4400円)まで料金を負担するもので、対象はニューヨーク市内に住むアジア系の高齢者と女性、そしてLGBTQ+の人々だ。ただし、利用目的が通院やエッセンシャルワーカーの通勤に限られており、レジャー目的での申請が出来ないように設定されてある。

パクさんは同サイトの公式インスタグラムを立ち上げ、そこで寄付を呼び掛けたところ2日で10万ドル(約1100万円)以上が集まった。使われなかった分は、別の募金活動に回すと発表している。

パクさんは同メディアの取材に、「アジア系住民をサポートしてくれる人達がこんなにたくさんいただなんて、とても驚いたわ」と話し、全国から届いた多くの支援に感謝の意を表した。

 

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