Source: Amanda Mancino-Williams/Twitter
母親に絵手紙を描いてトランスジェンダーとカミングアウトしたという13歳少女のストーリーに注目が集まっている。
4児の母であり作家のアマンダ・マンチーノ=ウィリアムズさんは先月21日、自身のツイッターにこんな写真を投稿した。
Source: Amanda Mancino-Williams/Twitter
クリスマスツリーを背景に見せたのは、「お母さんへ」と小さく書かれた数枚のメモ用紙。
次のページをめくると、「あることを伝えたくて、すごくヘンテコな本を作ったんだ」との前置きが書かれていた。
さらに読み進めていくと、「点描に秀でた芸術家になることを期待されていたけど、実際はガスの塊になる方が自分に合っているみたい」と、なにやら意味深なメッセージが。
Source: Amanda Mancino-Williams/Twitter
これは「ドーター(娘)」と「ドット(点)」、そして「ソン(息子)」と「サン(太陽)」をかけた表現のようで、自分は娘ではなく息子だと伝えたかったのだろうか。
その後も彼女の絵手紙は、こう続く。
「僕と太陽の違い。僕には性別があって、太陽にはない」
「僕と太陽の共通点。炭素、水素、酸素、窒素、そして息子(太陽)であることだよ」
すると、「結論」と題された最後のページには、笑顔を見せる太陽の絵に「僕はトランスジェンダーの男の子。とても変わり者さ」と記されていた。
Source: Amanda Mancino-Williams/Twitter
絵手紙で母親にカミングアウトするという、なんとも可愛らしい伝え方に数多くの人々が魅了され、マンチーノ=ウィリアムズさんのツイートは8万件近いいいね!が寄せられている。
マンチーノ=ウィリアムズさんによると、子供達は何か大切なことを伝えたい時、いつもドアの下に手紙を置くのだという。
彼女は息子の絵手紙に対し「素敵な芸術家さんね。とても誇りに思うわ」と嬉しそうに述べ、彼のメッセージをSNSにシェアをしたのは「ありのままの自分でいられるように、他の人達を勇気付けたい」という息子からのお願いがあったからだという。