Source: Tony Fernandes/Instagram
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界各国で移動制限が施行されているなか、需要の低迷した航空会社は前例のない苦戦を強いられている。
マレーシアの格安航空会社『AirAsia(エアアジア)』も、苦境に立たされている企業の一つだ。
しかし同社は社会情勢の変化にいち早く対応し、今年5月にフードデリバリーや免税品の通販サイトの運営を開始。さらに、全てのサービスを一括して利用できるアプリも開発させた。
現地メディア『Malay Mail』によると、エアアジアCEOのトニー・フェルナンデス氏(トップ画像)はフードデリバリーへ特に関心を寄せており、なんと自身が宅配ドライバーを担当すると公言したのだ。
Source: Tony Fernandes/Instagram
「あなたの家までご飯を届けるための準備中だ。エアアジア・フードを是非チェックしてくれ」
宅配用バイクの側でポーズを決めたフェルナンデス氏は自身のInstagramアカウントを使い、自信満々にデリバリーサービスのPRを行った。
大企業の社長が自宅に食べ物を持ってきてくれるという、2度とないであろうチャンスに多くのユーザーが飛び付き、国内のみならず海外でも大反響を呼んでいる。
同メディアによると、フェルナンデス氏が宅配に対応するのは首都圏内(クアラルンプール)で、12月1日から25日までの期間限定で実施されるようだ。