Source: Lindsey Vonn/Instagram
2010年バンクーバーオリンピックで金メダルを獲得したアメリカのアルペンスキー選手、リンゼイ・ボンさん(トップ画像)が先月23日、『ボディシェイミング(体型を揶揄うこと)』について自身の見解を述べ、称賛の声が相次いでいる。
彼女のインスタグラムに投稿された数枚の写真には、水着姿でマリンスポーツを楽しむのボンさんの姿があった(画像下)。そこで彼女は、マネキンのような傷一つない身体ではなく、お尻の肉割れやビキニから食み出たお腹の贅肉を堂々と見せていた。
しかし最後の画像を見ると、「デブのくせに美人だと思ってる」「60歳で子持ちの私より酷い体型ね」など、ボンさんが受けた数多くの誹謗中傷が掲載されていた。
ボンさんは投稿文のなかで、「水着の写真を載せることが、こんなに怖いことだとは思わなかった」と本音をこぼす。
「スポーツ選手である私でさえ、メディアから体型についてあれこれ言われる記事を書かれる。加えて、体型を罵倒したコメントがたくさん来るの。そういうのを見ると、やっぱり傷付く」。
一方で、「普通の人間なんだから、屈んだらお腹に段は出来るし、肉割れも付く」と批判を一蹴。そして、「この身体のお陰で成し遂げられたことが、たくさんある」と続け、手術も加工もしていない自然体の身体に誇りを持っていると語った。
「だからあなたも、誰が何と言おうと、自身を持って自分の身体を愛して良いの」。
体型を揶揄うボディシェイミングに真っ向から反発し、ありのままの自分を好きになるべきだと促したボンさん。心無いコメントに対して前向きな姿勢を保つ彼女の姿勢に、感謝の意を表する人々や称賛の声が数多く送られている。
Source: Lindsey Vonn/Instagram