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増え続ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を対応するため、激務を強いられている医療従事者たち。
そうしたなか、彼らが少しでも息抜きができるようにと、カフェを運営する若者2人が医療施設で水出しコーヒーボトルと紅茶の無料提供を開始した。
結婚式などのイベントに出向き、コーヒースタンドでの販売を行う出張カフェ『Nineteen95 the Espresso Bar』は今年2月21日、チャンギ総合病院で従業員にコーヒー200個を無償で提供したところ大きな反響を呼び、活動を拡大させることを決意したのだ。
そこで同カフェが「あらゆる病院施設に無料の水出しコーヒーボトルを配る」ことを目的として、クラウドファンディングサイト『GIVE.asia』で800SGD(約6万円)の義援金を募ったところ、なんと2日で目標金額を達成。
その後も義援金は増加していき、国内の様々な病院にコーヒーボトルを届けることに成功している。
さらに大手食品会社『Fraser and Neave』が彼らの慈善事業に協力の手を差し伸べ、ミルクコーヒー用の牛乳パックを提供しているという。
現在、クラウドファンディングサイトでは6000SDG(約45万円)以上が寄付されており、同カフェは活動内容をSNSなどで常時更新している。