Source: 新京報
北京市に来ていた外国人女性が、市の隔離措置令を無視してジョギングしたため国外退去命令を受けた。
今月11日より同市では、新型コロナウイルス感染防止策として海外からの入国者全員に14日間の自宅または指定施設での隔離措置を講じている。
そうしたなか、14日に入国した製薬会社『Bayer(バイエル)』の社員である中国系オーストラリア人の女性が、翌日の15日に外でジョギングしている姿が撮影され国内で波紋を呼んだのだ。
そのなかで彼女は、保安官から注意を受けるも「健康のためにやってるだけよ」と突っぱねた。
本件は国内最大のSNS『新浪微博(Weibo)』で注目を集め、「中国の法律を守れ」「私たちの安全を脅かす存在だ」など女性に対する厳しい批判が殺到している。
北京市公安局は19日、今年9月まで有効だった女性の就労ビザを執行させたとの声明を発表。さらに、バイエルの中国法人は女性を解雇したと報じられている。