Source: Montgomery County Police
ジョン・ネグロポンテ元米国連大使の27歳娘が先月、知人を刺殺した疑いで逮捕・起訴された。
現地メディア『WTOP』によるとソフィア・ネグロポンテ(トップ画像)は事件当日、メリーランド州のロックビル市内にあるユサフ・ラスムセンさんの自宅に友人2人と遊びに来ていた。
友人の1人は警察の供述調書のなかで、その日3人はマルガリータを飲みながら一緒にテレビを観たり音楽を聴いたりして過ごしていたと述べている。
しかしその途中、ネグロポンテとラスムセンさんは何度か口論になっていたと明かした。そして怒ったラスムセンさんが自宅から出て行った後、彼が携帯電話を忘れたため戻ってきた時にネグロポンテから首をキッチンナイフで刺されたという。
供述調書には、911番通報を受けた警察官が現場に到着すると、ネグロポンテは苦痛に身をよじるラスムセンさんの身体を揺らし「死なないで」と叫んでいたと記されている。
容疑者の女は米外交官ジョセフ・ネグロポンテ氏の養女で、2005年から2007年までの期間はブッシュ政権下で国連大使として勤務していた。
複数の米メディアによると、殺人容疑で逮捕・起訴されたネグロポンテは保釈が認められていない。裁判は今月開廷予定と報じられている。