Source: Handout from BBC
イギリスの大手メディア『BBC』に14日、20代の若い女性が駆け付けた。「夜道を歩いていたら、突然ラバースーツを着た男が襲い掛かってきた。どうにかして男の写真を撮ることが出来ました」。女性は自らBBCに赴き、「再発防止になる」として匿名で被害を訴えたのだ。
女性は不審な男を見つけた後、携帯カメラを起動していたため撮影に成功した。そして彼女が叫び声を上げると、男は急ぎ足でその場から去っていった。
「息を荒くして性器を弄りながら、私に近付いてきた」
どうやらこの男は、数年前から南西部サマセット州クラバーハム群の夜道を黒いラバースーツ姿で徘徊し、主に若い女性をターゲットにストーカー行為を繰り返しているようだ。通報を受けた地元警察はヘリコプターや警察犬を出動させて犯人の捜索に乗り出すも見つからず、男は未だに逃走中だという。
男の容貌からネット上では笑いのネタとなっているようだが、住民は男の存在に日々怯えていると女性は訴えている。
「この男に遭遇するのが恐ろしくて、外に出ることができなくなった。目を閉じても、男の姿が目に浮かぶ」
サマセット警察は事態を重く受け止め、地域の警備体制を強化すると公式声明を発表した。
イギリスでは2013年頃に南東部エセックス州で同じく黒いラバースーツを着た男性が街中で目撃されていたが、妻も子供もいるというこの男性は「メンタルヘルス支援の募金活動のため、目立つ格好をしていた」と自身のフェイスブック上で明言しており、今回の事件の犯人との関連性は薄いとみられる。