Source: 三立iNews/YouTube
台湾中部・台中市のマンションに住む69歳の男が、2017年から2018年に亘り共用貯水タンクの中で入浴・排泄していたとして逮捕・起訴された。
加害者の男は犯行動機として、「隣人に対する復讐」であると主張。中国情報サイト『shanghaiist』によると、男がある電話会社に機具の設置場所を月1万2000台湾ドル(約4000円)で貸し出していたことがビルの管理会社によって発覚し、機具を外すよう警察に通報されたことの逆恨みで犯行に及んだという。
地元メディアによって公開された事件現場の監視カメラ映像には、Tシャツにショートパンツで現れた男が貯水タンクに入ろうとはしごをよじ登ろうとする姿が映し出されている。
水道水の異様な悪臭に気付いた住民達からの苦情により男は逮捕されたが、被害を受けた住民の中には強いアレルギー反応に苛まれている人も出ている。
しかし、容疑をかけられた男は住民に対し「死なずに済んで良かったな」などと暴言を吐き、反省の色は見受けられなかったようだ。
更に事件発覚後、貯水タンクの水の成分を検査したところ高いレベルのアンモニア値が検出されたという。
深刻な被害状況から男は起訴され、裁判では懲役20ヶ月と罰金16万台湾ドル(約52万円)の実刑判決が下された。