CRIME

家政婦を虐待し1日19時間労働を強制、30代夫婦に実刑判決

Source: Karolina Grabowska/Pexels

シンガポールの裁判所は先月30日、家事手伝いの33歳女性を虐待した罪で、37歳の夫婦に懲役1年8ヶ月の実刑判決を下した。

現地メディアによると、マレーシア出身の被害者女性は2017年4月から夫婦の元で働き始め、当時2歳の息子と9か月の娘の子守りも兼任していたという。

しかし、勤務開始から3ヶ月が経過した頃から、夫婦による凶行の被害を受けるようになる。

2人は女性の仕事に対し不満がある度に、彼女の唇が切れる程に何度も頬を殴ったり、フランパンを使いハンドルが取れるまで身体を叩きつけるなど、目を覆いたくなる様な暴力を振るっていたのだ。時にはトイレの水を飲ませたり、子供の汚れたおむつを顔に擦り付けられたこともあった。

さらに夫婦は、腫れと痣だらけになった身体を隠すため、女性に外出時はヒジャブ(身体を覆うイスラム教徒の衣装)を着用するよう命じていたという。

こうした状況の中、女性は朝6時半から翌日午前1時まで働いていたと検察側は主張している。

数々の暴力により女性の視力と聴力は衰え、耳たぶは変形してしまった。夫婦は女性を病院へ連れて行ったこともあったが、彼女が医者と直接話すことはなく、「得体のしれない虫に噛まれただけ」などと嘘の証言をしていたようだ。

虐待に耐えかねた女性は2018年、知り合いの家政婦に被害に遭っていることを明かし警察に通報。夫婦は懲役20か月の有罪判決を言い渡され、母親は子供の世話をする必要があるため父親の男が先に服役中だという。

現地メディア『Straits Times』によると、夫婦は重度の持続性抑鬱障害(気分変調症)と診断されたと検察側は発表している。

 

おすすめ記事

  1. タイで観光客が「落し物を拾っただけ」で逮捕される?
  2. ドバイが10億円をかけてラクダ専門病院を設立
  3. 迫害に怯えるアジア系住民へ、タクシー代を負担する試みがスタート
  4. 習近平のポスターに墨汁をかけた女性が当局に拘束される
  5. 首都ヴィリニュスを「G-スポット」と揶揄した広告が問題に
  6. フレディ・マーキュリーのコスプレでコロナ禍を乗り切る!?
  7. フェミニスト団体が裸でFacebookに抗議
  8. 虐めを受けた9歳の男の子、義援金5000万円を慈善団体に寄付

CATEGORIES

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。